20.ふたりの従者

 お風呂場に連れてこられると、また私は浴槽のフチに掴まり、入口側に背を向ける体勢にさせられた。
 片膝をつき、私のお尻が自分の前で見えるような場所へヴィルフリートが位置どる。
 お尻に手を置くと、急に陰部を指で横に押し開く。
 入り口が広がったせいで私の膣内にたくさん放たれたルシさんの精液が、ぱたぱたと床を叩きながら零れていく。
「やっ……やだ!  見ないで……!」
 慌てて隠そうとした手まで払われた。
 お尻を向けるだけでも恥ずかしいっていうのに、誰かとエッチな事をした証までじっと見られている。
 恥ずかしいは恥ずかしいけど、なんていうか……私は……この上なくみっともない。
 自分の身体が羞恥で熱を帯び、震えていることを自覚しながらも、ぎゅっとフチを掴む指に力を込めた。
 口を引き結んで、この状況をひたすら我慢するしかなかった。
「あの野郎こんなに汚しやがって……俺しかここに入ってなかったんだぞ」
 悔しそうに呟くヴィルフリートは、自分のものではない白い体液を掻きだすため、私のナカに人差し指を埋没させる。
「っく……ぁ、あっ……!」
「痛て……っ、やっぱり普通の天使どもとは、ここの質も違うのか……」
 ヴィルフリートの苦しげな声。振り返ろうとすると、頭を押されて『前を向いてろ』と言われた。
「え……痛いの?」
「……別に。まぁ、ピリピリ刺さるような感じはある。俺が悪魔で、あいつが天使だからな。
 お互い高い実力を持っているわけだし、人間が作った聖水よりは数段退魔効果はあるぜ」
 そうなんだ……。精液まで悪魔には痛みを与え、退魔の効果が……。
 じゃあ、おしっこもそうなのかな……とか考えた私は、自分の愚かしさに気づいて眼を閉じた。いや、ほんとバカでごめんなさい。私の考え休むに似たり。意味違うけど。

 指が中で縦横無尽に暴れるたび、掻き出された液体は床を打ったり、私の太ももを伝って落ちていく。
「ふぅ、んッ!  ああっ……!」
 感じてる場合じゃないのはわかってるんだけど……。こんなに激しくイジられてしまうと、弱い部分にも当然刺激は来るわけで。
 さっきまで恥ずかしさに震えていた私の身体が、快感にも反応し始めていることに――ヴィルフリートは気づいている。
「おい……お前を喜ばせようとしてる訳じゃないんだぜ?  どうしてお前はこんなにスケベなんだ!」
 ばしっ、と私のお尻を軽く手のひらで叩いて、呆れたように言い放った。
「痛ぁっ……!  わ、私の身体をこうして慣らしたのは、ヴィルフリートでしょっ……!」
「確かにそうだが、元々淫乱みたいだぜ……なぁ、指に絡みつく質感が変わってきてるぞ?」
 なんだろうな?  とわざと言いながら指を抜くと、私の顔の前で指同士をこすりあわせてゆっくりその間隔を離す。
 白い糸が引くのだが、ヴィルフリートは『精液だけじゃ、こうはならないんだ……』と耳元で囁いた。
「くっ……」
 私が真っ赤になって顔を背けると、ヴィルフリートは……加虐的な笑みを見せてから、なんでもなかったかのようにお湯で私の身体の汗や体液を洗い流していく。
 膣は念入りに何度も洗浄された。自分でやるって言ったのに、彼は聞き入れようとしない。
 自分の気が済むまで綺麗にしたいんだろう。なにげに神経質なのかしら。
「こんなものでいいか……。よし、ここも綺麗になった」
 ようやく綺麗になった(らしい)私の身体を満足そうに眺め、アソコまで開いて確かめた。
 ヴィルフリートは私を湯船に浸からせて自分も入ると……さて、と切り出して緋色の瞳を向けた。

「さて、我が主人(あるじ)よ。全部答えてもらおうか?
 なぜ急に機嫌を損ね……一連の結果、得た天使(アイツ)をどうするつもりだ?」
 げっ。ちゃんと言わされるの?
 引き気味な私に、ヴィルフリートは真っ直ぐな眼差しを向けてくる。これではぐらかしたりしたら、私の信頼が失墜し――……

 その心配は、ないのか……。そうだった。信頼はないんだもんね。
「……笑わない?」
「モノによる」
 正直だね、君ィ……。
 とにかく、話せとうるさいので目を合わせないようにしながら口を開いた。
「……ヴィルフリートと私は、3ヶ月ずっと一緒に居たわ。
 ここに来てから私が顔を合わせるのは、ニーナとヴィルフリートだけ。
 最初は……毎日エッチなことばっかりされていたし、初めての出会いもあんな感じだったから……
 ヴィルフリートのことが嫌いでたまらなかったのよ」
 私の言葉を黙って聞いているヴィルフリートは、そこに何も口を挟まなかった。
「暮らし始めた当初は、精神的に不安定なときもあったよ。こんな毎日なら死んだほうがマシだ、って思ったり。
 でも、ヴィルフリートは毎日……私が不安そうだと嫌がられても側に来て、いろいろ話してくれた。
 うん、優しかった。それは多分、今も変わってないし」
「優しいとかじゃなくて、主人のケアは当然だろ。状況も状況だしな」
 そこで口を開いたヴィルフリートは、自分が優しいわけじゃないと否定するけど……。
 従者だからとか主人だからとか、そういう枠が無くても優しいんじゃないのかなぁ。

「でも、それで私……勘違いしたのね。
 慣れてきて、ヴィルフリートの人となりが解ってきたら……良好な信頼関係があるものだと思っていた。
 私もヴィルフリートの事を信頼したから心も開いてきたし……か、身体を許すのも、別段抵抗はなくなっていったし。
 あなたも私を信頼しているから、こうして甘えるような態度を取ってくるのかなって思ったんだ……」
 そこまで話すと、ヴィルフリートは私の肩へ手でお湯をかけながら、なるほど、と呟く。
「――そこで俺が『信頼していない』と言ったから裏切られたようなショックを受けた、ってわけか」
「ん……」
 私はひとつ頷き、寂しかったと正直に……告げた。
「悪魔だけど、人間性という意味でヴィルフリートには好意を持っていたから……私バカだなって思っちゃった。
 ヴィルフリートは、私を好きとか嫌いじゃなくて、契約だから側に居てくれるだけなのにさ……」
 言いながら、私の心がちくりと痛む。まだ、ショックから立ち直ってないみたいで、ちょっと私弱すぎだよね。
 できる限りの笑顔でごめんね、と謝ると、ヴィルフリートが私の前髪をかきあげ、おでこをべちっと叩いた。
「バーカ、愚鈍、巨乳」
 どうやら、私を罵っているようなんだけど……巨乳は関係ないだろ、コラ。全世界の巨乳さんに謝れ。
「俺達にだって好き嫌いはあるんだよ。もし、お前が嫌いな主人だったら、俺はお前の面倒なんか見るわけないだろ。
 暫く様子を見て、ダメだって思ったら呼ばれた時だけ顔を出して放置だ。
 お前は確かに面倒な女で、頭は悪いわけじゃないがそんなに良くはない。ただ若いだけが取り柄」
 うう……悔しいけどだいたい当たっている……。
 でもな、と、ヴィルフリートは私を抱き寄せた。
「時々生意気で小賢しく態度が良くなかろうと……お前は純粋なんだよ。俺はそういうお前が嫌いじゃない。
 信頼はなくとも、俺達にも感情はある。好きなんだぜ、ルカ」
 そう優しく囁き、私の額に口付けを落とすヴィルフリート。

……あれ。

 あれ、あれ。

 ええーー!?  ど、どうしよう!  どうしよう!
 男の人に初めて告白された!  しかも絶世のイケメンに……!

……とか、そういう事じゃないんだった。落ち着いて、落ち着いて私!  早まるな!  押さない駆けない喋らない戻らない……!
「お、おかしも、だよ!」
「はぁ?」
 しまった。口走ってる場合じゃない。
 ほら、ヴィルフリートは人間界の暗黙の避難ルールを知らないから、凄く怪訝な表情をしているじゃないの。
「ヴィ、ヴィルフリート、待とう。好き、って……いっぱい意味があるじゃない。
 今朝みたいな冗談には引っかからないからね」
 そう身構えると、また『アホ』とおでこを叩かれる。パチーン、と浴室にいい音が響いた。
「男が女に好きっていうとき、下心と期待と恋愛感情以外何があると思ってんだよお前は!
 俺は悪魔だぞ。そんな人間的に好きですとか言うと思ってんのか?!」
 それは確かにそうなんだけど……。
「きゅ、急に好きって言われてもさ……、私、あなたの事好きになったらいけないし……」
「…………傷つけたからか?」
 ぎゃー!  ヴィルフリートが、なんかしおらしい!  いつもの俺様状態じゃなくなってる!
 これはまずい!  まずくないけどこっちが傷つけちゃってるみたいだし、ヴィルフリート、しっかりして!
「ち、違うの。ほら……妊娠しちゃうし……ちょっとそれは避けたいなぁと」
「するといい。俺が母子ともにしっかり面倒を見てやる。信頼が欲しいなら、努力する。
 俺とお前はどのみち離れられない運命だ。それを天使に取られるくらいなら、この際はっきり言うが――俺に惚れろ!」
 ぶほっ……、ヴィルフリート、いきなり男前すぎるでしょ……!
 いや、確かにこんな包容力のあるイケメンだったら別に構わないかなとか思っちゃう自分もあれなんだけど……。
 私をしっかり見つめて、そんな熱い発言されたら困るよ……。別にヴィルフリートの事は嫌いじゃないけど、でも、でも……!
「待ちなさい!!  言葉巧みに心を揺さぶり、ルカさんを篭絡(ろうらく)しようなどとは……、僕が許しません!!」
 バーン、と扉を勢い良く開け放ったそこには……眉を吊り上げて怒っている、もう1人のイケメン(ただし天使)がいた。

 しかも律儀に服まで脱いだ全裸で登場なのである。

 まぁ、お風呂場だからね。しょうがないんだけどね。
 前くらい隠そうよ。そんなぶらぶら堂々と……まぁ、うん、いいや。なんでもない。
 スタスタと迷うことなく湯船に近づくと、桶でお湯を一度かけてから……顔を歪めて、湯船に入ってくる。
 ヴィルフリートには普通の水でさえピリピリするっていうのに、
 ひょっとするとルシさんもこのバル……なんとかっていう魔界草のエキスが入ったお湯はピリピリするだろうから、
 我慢してまで入らなくてもいいのに……。
 そしてルシさんが私に手を伸ばそうとするのを、ヴィルフリートがまた凶悪な顔で払いのけた。
「邪魔すんな!  俺とルカの間での話だぞ!?」
「ルカさんは、君のような責任感のない男にやれません。
 ましてや悪魔の子を産ませようと目論むなど……もっと反対です。破廉恥です」
「お前に関係無いだろ!?  俺にやらんとか、ルカの親父かよ!」
 だいたい、破廉恥はお前だってそうだろうが!  色欲天使!  とか、また罵るヴィルフリート。
 しかしね、うちのお父さん……ルシさんみたいにかっこよくなんてないですけど……。比喩なのは判ってます。けどね。
 悪魔ヴィルフリートの罵声に耳を傾けず、天使のルシさんはにこりと優しく微笑んで、私に話しかける。
「大丈夫ですよ。もう騙されたりさせません。
 一度は厚意に背いた僕を許してしまったり、こんな悪魔の甘言に引っかかりそうな……そんなお人好しな貴女も好きですが、
 ルカさんは僕と一緒にいるほうが絶対幸せになれるんです……。
 身体を蝕まれることもないですし、ルカさんと毎日毎日心と身体を重ねあわせて……お互いに対する理解と愛を深めていくんですよ……
 ああ、素敵だなぁ。そうして僕とルカさんとの子供ができたら、さぞ可愛いでしょうね。
 ルカさん、僕への責任もあるでしょう?  悪いようにはしませんから。むしろ幸せにしますよ……?」
 うわ、ルシさんのヤンデレモード来た。
 彼はどこぞの王国の王子様よりずっと美形だし……私好みの顔立ちをしてるんだけど、
 怒らせたら絶対刺されそうで怖いな……。『どこへ行くにも僕が連れていきますよ』とか縛られちゃったり……。
「ルカさん?  どうして返事をしないんですか……?  僕の全てを奪っておいて、まだ奪い足りないんですか?」
「あ、あの、ルシさん。あのときは私の意志でああしたわけじゃなくて……ニーナのせいもあって……。
 でも、責任って言われたら、ルシさんの居場所は必ず置くし――」
「どのような精神状態であれ貴女の身体で僕を貪っておいて、他人行儀にするつもりですか?」
 貪るって……。いや、うん……覚えてるけど、あれはまさにそういう表現が的確というか……。
「……ごめんね、2人とも。私、今誰かを選ぼうとかそういう意志はなくて――」
 あ?  とヴィルフリートが、え?  とルシさんが同時に呟いて私を睨む。
 ああ、なんか針のむしろに座らされているみたいだ……もういっそ死んだら楽に……いや、次回繰り越しになるだけだ。
……違う。次回だけじゃなくて未来も、その次も、未来永劫だ……!
 うああああ、生き地獄だ!  イケメンに囲まれてハーレムひゃっほーい!  とか言ってられないよ!!
 かといって、どちらも愛するなんて器用なことできないし、それに愛したら妊娠しちゃう、っていうならそれは困るし。
「ルカ、なんか目に見えて悩んでるところ悪いんだけどな……俺はマジだぞ」
「僕だってそうです。僕以外の男と、ルカさんを幸せになんてさせません」
 自分に張り合ってくるルシさんに、ぴくりと形の良い眉を神経質に動かしたヴィルフリートは、引きつった笑みを浮かべた。
「……ルカの事を何一つ知らないくせに……たった一度のセックスで束縛したくなるなんて、最悪な男だな。
 ほら見ろ。ルカが怖がってるぜ。そんな身勝手な奴を好きになるわけ無いだろ?  お前との関係は遊びだ、遊び。諦めろ」
 犬を追い払うみたいな手振りのヴィルフリートに対し、ルシさんは憤慨に羽根を震わせている。
「僕たちは、一度身体を許した相手には愛情の証として身も心も捧げるか、
 呪い、生まれ変わっても消滅させ続ける運命にするか、しかありません。
 だけど、僕はルカさんのような人を殺したくはない……。愛そうと誓ったのです。
 それを成し遂げられないのなら、今世ではなく来世でのめぐり合わせを願うだけです」
「えっ、って言うことは、私……ルシさんの呪いを受けているわけだよね。あと殺されるしかないんじゃ……?」
「贖物のことですね。それは、愛す証と呪う証は同一です。かける本人の願い次第ですから」
 マルチな対応とは、なかなか……。って、こうしている場合でもないし。

「とにかく、今すぐ答えは出せないわよ。それに……ルシさん。私は確かにルシさんの人生を壊してしまったから、
 できる限り辛くないようにはするけど……だからって、恋愛するかどうかは保証できない。
 あと……ルシさんは私の従者扱いになること。これは、ヴィルフリートの事を考えての配慮です」
 あからさまに不満そうな顔をするルシさんとヴィルフリート。
 ふん、こんな時じゃないとご主人様の権力ないんだから、存分に使わせてもらうわよ。
「ここはヴィルフリートの屋敷。そして、ここは魔界。どう考えても、天界に戻れないルシさんにとってアウェイでしょ?
 そして、私はヴィルフリートに瘴気をある程度無効化してもらいつつ、守ってもらわないと生きていけない。
 でも、そんな私は彼の主人という身分なのよ」
 うむうむ、なんて顔をしながらヴィルフリートが頷いている。なんでアンタがドヤ顔してるわけ。
「だけど……その反面、ルシさんとも離れられない繋がりができてしまった。
 ルシさんの側にいないと瘴気がどんどん身体に溜まっていくから、貴方とも離れられない。
 でも、ヴィルフリートより上に立場を置くことはできない。だから、譲歩できるのは同じ立ち位置までなの」
 そして、ルシさんは戸惑ったような表情を浮かべた。気持ちは理解できるけど、増長されてもいけないし。
 ヴィルフリートの手をそっと退かして、私はルシさんと向き直る。
 ここはきちんと腹を割って話さなくちゃいけないところだもんね。

「あなたがそれを許せない、というなら……私、ヴィルフリートに命令してでも抵抗する。簡単には死なないわ。
 来世でも、あなたやヴィルフリートと出会うなら、結局同じ事の繰り返しなのかもしれないけど……
 どうするの、ルシエル。私は今できる最大限の譲歩を見せているわ。あなたの答えを教えて」
「……本気のようですね、ルカさん」
「かなり本気。浮ついた気持ちで話しているんじゃないのよ?」
 それはわかります、と言いながらルシさんがゆっくり息を吐いて、黙った。

 浴室に静寂(しじま)が訪れる。

 いつまで続くのかと思われた沈黙だったが、ルシさんが再び瞳を開けて私を見据える。

「――わかりました。不本意ですが、貴女の従者となりましょう。
 それで貴女や僕、その悪魔にとっての均衡が保てるのなら致し方無い。
 ですが、覚えていてください。僕は貴女を強く欲しているということを……」
 切なげな表情でそう告げたルシさん。うう、不覚にもドキッとくる……。
 そういう、ちょっと女心をくすぐるフレーズを入れるのは止めてよぅ……。
「――ま、今のところは俺が有利ってことだろ、ルカ?  お前の事ならもう誰よりも詳しいぜ……?」
 そうして私の腰に手を回して、頬に口付けを落とすと耳をぺろりと舐めるヴィルフリート。
 落ち着いていたルシさんの貌が、みるみる嫉妬に歪む。ああっ、だめだよルシさん。嫉妬は大罪だよ!!
 ああ、またじわじわと羽根が黒ずんでいく……!  もう天界に戻れないと知っても、やっぱり白い羽が汚れていくさまは心苦しい。
「ルカさんと僕はこれから深く繋がり合えばいいんです!  ああ、ルカさん……!  必ず魔の手から貴女を奪いますから……!」
 そうして反対側から同じように私の腰を抱き、左頬にルシさんの唇が触れた。
 メラメラと対抗心を燃やしたヴィルフリートは、私の胸に手を置いて……むにゅっ、と揉んだ。
「やっ……!  またあんたはっ、こうして収まりかけたのに余計なことを!」
「なんか、あいつの顔がイラつくんだよ!  石投げたらきっと泣くぜ?」
「そんなことぐらいで泣くわけがありません!
 君こそ、自分は人気者だと思っていても実は仲間はずれだったクチではないですか?」
 んなわけがあるか!  ぼっちのお前と一緒にするな!  ……と、不毛な争いが始まってしまった。
 吼えまくる2人の従者の間に挟まって諌め続ける私は……すっかりニーナへの対応を忘れ、出るに出られずのぼせるまでこうしていた。

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